更新日：2021年3月15日
団地概要
団地名：豊明
管理戸数：2,127戸
管理開始：昭和46年8月
所在地：愛知県豊明市
活動団体概要
団体名：豊明団地×星城高校レインボーブリッジ会
構成人数：70名（うち団地外40名）
活動年数：約2年
活動記録
作品紹介
ベトナム系の児童と保護者と一緒に星城生が花植えをしている様子。日本語での説明がうまく伝わらず、簡単な言葉遣いとお手本を見せることで植え方を教えている。
年配の方と一緒に植えているところ。高校生の下調べよりはるかに詳しい知識と経験で、たくさんお花やガーデニングについて教えていただきました。
大通りに面した大きな花壇では、積極的な男の子と、面倒見のよい高校生と、ガーデニングをお家の庭でもされているお母さんが協力し、とても上手に植えていただきました。奥では階段の花壇づくりが行われています。
5歳のベトナム系の男の子にやさしく教えている高校生。男の子が困った時にはすぐにフォローしました。
大通りに面した大きな花壇を横から見た写真。植える前に地域の方々、団地の方々と話し合ってデザインや植える花を決めました。
団地の方々や商店街を利用される方々が必ず通る階段花壇。水やりをしているとそこから会話が始まります。
一緒に植えた児童と高校生で記念写真。上手に植えられてみんなうれしそうです。
全ての始まりはここからでした。抜いても抜いても生えてくる雑草にめげず、バッタやクモといった小さな怪獣に負けず花壇を整えられたのは、多くの方々との協力があったからでした。
コミュニティ活性化への取組みについて
デザインへのこだわり
- 多文化・多世代交流による花溢れる街づくりプロジェクト
- 高校生と外国人、高齢者の方々が話し合い、一緒に花の種類や花壇のデザインを決めている。多文化・多世代を意識して花の配色をカラフルにした。
活動継続のための取組み
- 自治会行事等での呼びかけ、チラシやビラの配布、高校生が各団体へ直接電話をかけ参加協力の依頼をするなど、参加人数増加のための取組みを行っている。
- 活動継続への取組みとして、多様性を尊重した社会作りに向け、高校生が地域住民の方々と協働し交流する機会であることを伝え、賛同を得ることでプロジェクトに好感を持っていただき、花壇づくりと水やりを通じてコミュニケーションを取って交流を深めている。
- 活動団体内では、自治会が開催している「茶話会」に高校生が参加したり、ベトナム人会の子ども会やお祭りに参加したり、子ども日本語教室への学習ボランティアを実施して交流を深めている。
花壇を通じて生まれた人と人とのつながり
- 団地居住者との交流
水やりや花壇整備の際、お互いあいさつするようになり、また、そこから会話がはずむこともでてきた。また、ベトナム語を子どもたちから高校生に教えてもらったり、ベトナム語への翻訳をしてもらったりしている。 - 子どもたちとの交流
子ども日本語教室やベトナム料理教室にも参加するようになり、花壇づくりを通じてできた輪がさらに広がった。 - 地域に暮らす人との交流
地域の方々と生活しやすい街づくりをテーマに、栄養素一覧表のような高齢者の健康福祉を支援する啓発物を開発したり、外国人向け医療マップのような外国人市民を支援する啓発物を開発し、それらを提供することで、暮らしやすい街づくりを実践している。
その他、アピール点等
- 多文化・多世代交流を目指し、この共同花壇づくりは豊明団地自治会とベトナム人会、子ども日本語教室、星の城幼稚園、星城高校を繋ぐかけ橋となりました。きれいなお花からの心の癒しと、手を取り合い協働する温かさを共有することができました。
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