結露の発生について
結露は、湿気を含んだ暖かい空気が冷えた壁や窓ガラスなどに付着し、空気中に含まれている水蒸気が水滴に戻ることによって生じます。水蒸気は朝晩の調理や入浴による発生のほか、開放燃焼型の石油・ガスストーブやファンヒーターの使用、さらに人間の身体自体からも発生しています。またこれらの水蒸気は発生源の部屋だけにとどまらず、住宅の各部屋全体に拡散していくため、水蒸気を発生していない場所、例えば、北側居室や押し入れの中など思いがけないところで水蒸気量が多くなっている場合があります。
対策の一例
- 食事の準備や食事中には、多量の水蒸気が発生しますので、換気扇を回すなどしてください。
- 入浴後は浴槽にお湯をためたままの場合は浴槽に必ず蓋をし、浴室の換気窓を開けるか、換気扇を回すなどして浴室の水蒸気が居室に流れでないようにしてください。
- 水滴がたれて下枠に溜まりますので、窓やサッシのガラスの水滴に気が付いたら、乾いた布でふき取りましょう。
- 加湿器の使用は結露を生じさせやすくしますので、注意が必要です。
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