更新日:2021年3月15日
団地名:保見
管理戸数:979戸
管理開始:昭和50年3月
所在地:愛知県豊田市
団体名:保見ケ丘6区自治区園芸部
構成人数:8名
活動年数:約4年
女性部員が自慢のトレリス用の寄せ植えをしています。限られた予算で花苗も少なく工夫しながら花の効果を高めます。
花壇のある集会所附近の、清掃もかねた落葉を集めて堆肥づくりをしています。堆肥場には次から次へ落葉が入れられます。踏んで嵩を少なくし、土や肥料と水とかき混ぜるかなりの重労働ですが、男性部員が交替で作業にあたっています。
連休前には自治区主催のモチつき大会が恒例の6区地区のイベントに、わが園芸部も参加しています。毎年この日のために花鉢を30名分つくり、花壇で楽しんでもらうと同時にベランダー園芸に関心を持ってもらう運動もして来ています。
6区自治区のメインイベントとして長年モチつき大会を開催し、区民や地域の人々との交流をはかっています。今年はコロナ禍のため中止であったが、老人会に中止の連絡が行き渡らないことを知ったので、園芸部だけの茶話会を花壇で実施するも、集まりが非常に悪かった。
居住者の70%くらいは65才以上の高齢者(除外国人)で占められている6区地区で、町と離れている団地での老人の活動には限界があり、気楽にのんびりした憩いの場所として花壇の役割が高いと思うので、元気に力のでる赤や黄色の花を春は中心に植えている。
2020年度から自治区が分配する予算(花壇運営費)が3割のカットがあると年初から聞いていたので、花苗代も減額せざるを得なかった。地生えの花芽(ノースポールなど)を採って植え直す苦労をしたが、大きくなってきれいに開花した。(写真の右の白い花)
わが花壇は107棟の裏側にあって、今だに花壇の存在を知らない居住者もいることが、多くの人から憩の場所を作っても利用されなければ意味がないと揶揄されてきた。今年度目標のひとつとして、玄関側に新しい花壇を作ることを上げて、URへも利用承諾をお願いし造成することになったが、コロナ禍の中での行動で10月にやっと花壇の骨格を作ることができた。男性部員の殆んど毎日の積み重ねた造成作業の賜である。
予算減額の中で、造成する花壇へ投資できる費用は、既在の花壇運営費やイベント費用なども考えなければならず、花苗代も含め30千円以下になる。そうした不足した資金を考えると、大部分を自然の物の採集と寄布でまかなわなければならなかった。完成した花壇の費用は花苗代20千、残る10千はモルタル、塗料、縄、はり鉢など小物の資材費であった。竹、土、植木、植え草など多くの物が寄付された。