更新日:2022年3月10日
2月18日(金曜)、大阪府堺市の泉北桃山台一丁団地において、これまで開催してきました「にこにこ健活クラブ(全6回講座)」が最終回を迎えました。
これは、URコミュニティ泉北住まいセンター、団地内にあるコミュニティカフェ「ももポート」、地域の介護事業者が3者で連携し、それぞれの強みを活かして「食を通じた健康」をテーマに、60歳以上の方を対象とした連続講座(全6回)として、2021年12月3日(金曜)から隔週で開催してきたものです。
全6回の講座のうち2回は、管理栄養士が監修したレシピを、「ももポート」が調理・提供し、軽食会を行いました。高齢の方でも食べやすく、栄養やカロリーに配慮したメニューは、参加されたお客様にも好評で「家でも作ってみたい」との声が聞かれました。
また、1回きりのイベントではなく、全6回の連続講座とし、参加者をチーム分けしてゲーム形式で脳トレと運動を同時に行うトレーニングを行ったり、講師を務める介護事業者とコミュニケーションをとりながら進めることで、参加されたお客様同士の会話も生まれ、新しいお知り合い・友人づくりにもつながりました。
最終回のアンケートでは、ほとんどの方が「認知症予防」「フレイル予防」「栄養(食生活)」について、勉強になったと評価され、この講座への参加を機に、健康維持のために「頭を使う」「体を動かす」「しっかり食べる」ということを意識されるようになりました。
そのおかげもあってか、講座の1回目と5回目に行った認知機能・身体機能の計測結果にも概ね改善が見られ、このような成果を最終回にお披露目することにより、健康維持を意識しながら日々の生活を送ることの大切さを学ぶ機会となりました。
この講座は最終回を迎えましたが、参加されたお客様からは「今後も続けていきたい」との声が多く聞かれ、講座の終わりに今後の活動について話し合いを行い、今後は地域の住民さん主体のサークルとして活動を続けていくことになりました。
URコミュニティでは、今後も地域関係者の方々とも連携・協力しながら、団地にお住まいの方々をはじめとした地域の皆様が参加できるようなコミュニティイベントを進めてまいります。
生活スタイルのヒアリングや目標設定をしました
管理栄養士が食生活の相談に応じます
グループに分かれて自己紹介やじゃんけんゲーム
握力測定は皆様2回目が好成績でした
脳と体を同時に鍛えるデュアルタスク運動の様子
自分に合った食事・栄養の目標を立てました
杖を使用している方が、何も持たずに歩けるようになり、拍手が起きました!
歩行の安定性をみるテストをしました
脳トレとして竹ひごで鍋敷き作りをしました
鍋敷きの完成です
これまでの活動の振り返りの後、表彰式を行いました
今後について話し合い、皆様で活動を続けることになりました