時短勤務をしながら、空家修繕工事を担当
家庭を大切にしながらキャリアを築いていける

MY CAREER

  • 2016年4月

    コミュニティ推進部 エリア技術課

  • 2017年1月

    千葉西住まいセンター 技術サポート課

  • 2018年4月

    千葉西住まいセンター 住宅改修課

  • 2020年5月

    産休・育休を取得

  • 2021年5月

    職場復帰

所属している部署の具体的な業務内容は?

私たちの部署では、入居されていたお客様が退去した後の、空家修繕工事を担当しています。具体的には、室内の壁紙や畳、フローリングの張り替えなどを担当。実際に工事を手がける協力会社への発注から工事の監理、工事後の検査までを行う仕事です。デスクワークだけでなく、検査などで現地を訪れる機会も少なくありません。担当している団地が複数あるため、ほぼ毎日、空家修繕工事に関する何かしらの業務が発生します。それらに加えて、住宅設備などに関するお客様からの問い合わせ対応も大事な仕事の一つ。疑問やトラブルを無事解消した際にいただける「ありがとう」という言葉が、日々のモチベーションになっています。

現在の役職において、心がけていることは?

お客様に伝わりやすいよう、専門用語を使わずにかみ砕いて伝えることを意識しています。不具合が発生した場合やお客様がお困りの際には、できるだけお待たせしないよう、素早く的確に対応することが大切。また、空家修繕工事には定められたルールや規定があるので、何に基づいて作業を行うのかを理解し、意識することを大事にしています。視野を広げて多くの知識を吸収し、積み上げていくことも重視。今思えば、新人時代はわからないことだらけでした。当時は資料に付箋を貼ったり書き込みをしたり、不明点をノートにまとめたりして知識を吸収。その甲斐あって、今では自分でできることが大幅に増えました。

これまでのキャリアを通して学んだことは?

入社後は、外壁工事や屋根の防水工事など、計画修繕工事の発注を行う部署で補佐業務を経験しました。現在携わっている工事とは種類がまったく異なりますが、当時工事の細かな規定やルールなどについて学んだ知識は、今の仕事に活きています。その後は、千葉西住まいセンターの技術サポート課に異動。水漏れや扉の開閉の不具合など、さまざまなトラブルの対応にあたっていました。その経験を通して学んだことは、お叱りの言葉をいただいたときに、事務的に対応するのは避けたほうがいいということ。お一人おひとりに寄り添いながら、お客様目線で対応することの大切さを痛感しました。すべての経験が、今にしっかり活きていると感じています。

仕事と子育ては両立できている?

入社5年目の5月から1年間、産休・育休を取得しました。現在は時短勤務をしながら、仕事と子育てを両立。保育園にお迎えに行く時間が決まっているので、以前のように時間を気にせず働くことはできなくなりました。ですから育休後は、仕事に向き合う意識が大きく変化。物事に優先順位をつけて、締め切りがあるものを最優先し、急に子どもの体調不良で休むことになっても周囲に迷惑がかからないよう心がけるようになりました。また、急に休むことになったときに「気にしないで」と言ってくれたり、帰宅時間に「出る時間だよ」と声をかけてくれたりすることに驚き。仕事と子育てを両立しやすい環境で、キャリアをあきらめることなく頑張れています。

今後の目標やこれから挑戦したいことは?

空家修繕工事に関する仕様や規定はとても細かいため、まだまだわからないことがいっぱい。日々、知識不足を痛感しており、建築保全に関する理解を深めることが直近の目標です。また、専門分野である建築だけでなく、機械設備など幅広い分野の知識を身につけることも目標。さらに、新卒1期生として仕事と子育てをしっかり両立させていきたいと思っています。そうすることで、家庭を大切にしながらキャリアを築いていけることを、身をもって証明したい。時短勤務という限られた時間のなかで、効率的に業務を行って働き続け、後輩の女性たちに少しでもいい影響を与えられたら、これほどうれしいことはありません。