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「コミュニティガーデンコンクール2026」受賞団体が決定しました!

更新日:2026年10月30日

 URコミュニティでは平成27年度から昨年令和7年度まで「共同花壇コンクール」を計11回開催し、これまでに累計448作品ものご応募をいただいてまいりました。そして本年令和8年度は、「コミュニティガーデンコンクール2026」として新たなスタートを切り、一般部門57作品、殿堂入り部門7作品の計64作品と、過去最多となるご応募をいただくことができました。素敵な花壇や楽しそうな活動風景の写真をたくさんありがとうございました!


 9月にURコミュニティ社員による投票を実施した後、社内審査会を経て以下の通り入賞作品が決定しました。おめでとうございます!

(1)一般部門(※応募順)
 ・最優秀賞:竹の塚第二団地 ガーデニングクラブ
 ・最優秀賞:四箇田団地 しかた花の会
 ・優秀賞:館ヶ丘団地 自治会 花クラブ
 ・優秀賞:西大和片岡台団地 片岡台団地自治会 ふれあいガーデン
 ・優秀賞:習志野台団地 習志野台団地 花愛好会 
 ・優秀賞:小島町二丁目団地 小島町二丁目団地自治会

(2)殿堂入り部門
 ・殿堂入り大賞:アーベインルネス友泉 友泉団地自治会 友泉花クラブ

 また、以下の団体が殿堂入りに認定されました!

 ・竹の塚第二団地 ガーデニングクラブ
 ・四箇田団地 しかた花の会
 ・西大和片岡台団地 片岡台団地自治会 ふれあいガーデン
 ・習志野台団地 習志野台団地 花愛好会

 各入賞団体の作品をご紹介します。また、「特定非営利活動法人 Green Works(※)」コミュニティガーデンコーディネーター 三浦香澄副代表理事からの「コミュニティガーデンコンクール2026」の総評と各入賞団体の作品への講評も併せてご紹介します。

※特定非営利活動法人 Green Works:「みどりあふれるまちで人と自然が仲良くでき、誰もが幸せに暮らせる社会」を目指しているNPO法人
 新規ウインドウで開きます。NPO法人グリーンワークス|『緑×人』誰もが幸せに暮らせる社会を。(外部サイト)


「コミュニティガーデンコンクール2026」総評

 このたび入賞されました皆さま、誠におめでとうございます。また、今回のコンクールにご応募いただいた皆さまにも、心より敬意を表します。

 全国各地から寄せられた取り組みを拝見し、それぞれの団地や地域の特徴を生かしながら、花や緑を通して暮らしを豊かにしようとする皆さまの想いを感じました。

 応募されたガーデンは、規模や立地条件、活動する人数、植物の種類やデザインなど、それぞれに異なります。その中で共通して感じられたのは、単に美しい花壇をつくるだけではなく、花や緑をきっかけとして、住民同士、さらには団地と地域とのつながりを大切にしていることです。

 植物を植え、育て、手入れをする活動は、人が自然に集まり、顔を合わせ、言葉を交わす機会を生み出します。コミュニティガーデンの魅力は、完成した庭の美しさだけではなく、みんなで相談し、手入れをし、花が咲く喜びを分かち合う、その過程にもあるのではないでしょうか。

 近年は、酷暑や豪雨など、植物を育てる環境も変化しています。また、担い手不足や世代交代など、継続していくための課題を抱えている地域もあるでしょう。ご応募作品の中には、腐葉土づくりなどの「循環」を意識したもの、「多年草」を使い、酷暑に対応する植栽の工夫があるもの、生き物を呼び寄せるなど、「生物多様性」に着目した花壇も見られました。美しい景観をつくることに加え、このようなそれぞれの環境に適した活動をしたり、管理の負担を少なくする工夫、若い世代や、さまざまな人が興味関心を持ち、気軽に参加できる仕組みづくりも大切になってくるでしょう。

 植物が季節を重ねながら育っていくように、人と人との関係も、日々の小さな活動の積み重ねによって育まれていきます。団地の中の緑の空間が、人をつなぎ、地域をつなぎ、暮らしを豊かにする場所として、これからもそれぞれの地域らしく育っていくことを期待しています。

特定非営利活動法人 Green Works 副代表理事 三浦香澄


受賞団体の作品

最優秀賞:竹の塚第二団地 ガーデニングクラブ(東京都足立区)

【講評】

 色とりどりの花々が美しく、種類も豊富で、とても見応えのある花壇になっています。エリアごとにデザインを変えて変化があり、道ゆく人も思わず立ち止まり、笑顔になってしまう、癒しの場所になっていることが伺えます。
 
 チューリップの後のネモフィラなどの花の移り変わりにも、季節感に配慮したデザインの工夫が見られます。レンガで形作ったハートの花壇も可愛らしく、温かな手作り感があり、楽しそうに活動している様子が伝わります。

 お花の名札は、育てる人と見る人をつなぐコミュニケーションツールとも言えます。花言葉を添えたり、大きな文字で遠くからでも見やすい配慮など、お花を見て楽しんでいる人たちの目線に立った想いに、ほっこりとした気持ちになりました。

 メンバーの高齢化ということですが、できるだけ手間を減らすお花選びなどの工夫をしつつ、無理のない範囲で、素敵な活動を長く継続していただけることを期待しています。


最優秀賞:四箇田団地 しかた花の会(福岡県福岡市)

【講評】

 花壇がコミュニティの場になっていることが写真から伝わります。幼稚園児と高齢者など、幅広い年齢層の方たちが、一緒に花壇活動をしていることがとても素晴らしく、多世代交流のお手本のような活動です。花壇を通じた地域連携で、多くの人たちとつながりを意識して、より良い花壇づくりを目指していることが伺えます。

 花壇は、中央にコルジリネを配し、高低差とメリハリのあるバランスの良いデザインになっています。コルジリネの銅葉を挟んで、両側を華やかな一年草を植えて、どこからも見られる四方見の花壇になっていることも上手です。また、多年草の部分は植替えをしない部分なので、全て植替える花壇に比べて、手間が軽減されているのではないでしょうか?美しさとローメンテナンスの両方を叶えている花壇と言えます。

 そして、腐葉土は、花壇活動には欠かせません。緑が多い団地での腐葉土づくりは、ぜひ今後も継続していただくことを期待しています。


優秀賞:館ヶ丘団地 自治会 花クラブ(東京都八王子市)

【講評】

 活動2年目、初応募ながら、多様な団体、多世代で共同作業を実施している点が、URコミュニティの企業理念とも一致していて、素晴らしい活動になっています。高齢者と若者が会話を楽しみながら、双方に良い刺激や効果を生んでいて、地域のつながりやコミュニティ活性化につながっていることが評価されました。

 環境や条件の違う三つの花壇のお手入れをやりがいと共に、楽しんで行っていることが写真からも伝わってきます。特に、真夏のプランターの水やりは大変と思います。真夏を乗り切る知恵や工夫があれば、またぜひ教えてください。


優秀賞:西大和片岡台団地 片岡台団地自治会 ふれあいガーデン(奈良県北葛城郡上牧町)

【講評】

 優しくキレイな色合いが印象的で素敵です。5名という少人数で、ここまでキレイにしている点が評価されました。また、シンボルツリーの桜を背景にして、うまく生かして、デザインしている点も団地内の景観に貢献しています。これだけボリューム感のある彩りが見事な花壇が通勤、通学、お散歩や買い物など、誰もが通る通路沿いにあると、道ゆく人たちの目を楽しませ、多くの方の心を癒していることでしょう。皆さんからかけられる賛辞とねぎらいの言葉が活動の励みになり、やりがいにつながっていることが写真からも伝わります。

 「団地のベランダ下が片付けられた」とのことですが、花壇がそれ以外の良い波及効果につながっていることも花壇活動の意義が感じられます。

 一部ハーブや芝桜のような多年草を植栽していますが、手間のかからない、暑さに強いコキアと相性の良さそうな多年草をもう少し植えてみるのはいかがでしょうか?また、すでに地域との交流も実施されていますが、子どもたちを交えた活動などを企画してみると楽しみの幅が広がるかもしれません。


優秀賞:習志野台団地 習志野台団地 花愛好会(千葉県船橋市)

【講評】

 デザイン面での一番人気でした。彩りよく配置された草花がまとまっていて、丁寧にお手入れがされている印象です。花壇の形状を生かしたデザインも楽しみながら行っている様子が伝わります。
 
 歩道沿いの花壇は、道ゆく人の目も心も和ませてくれることでしょう。美しい花壇は、多くの皆さんの目を惹きます。多くの方に見ていただくことで、ますますやる気が出て、生きがいにつながることと思います。また、キレイな花壇には、ゴミのポイ捨てなどの抑止効果などもあると言われていますので、きっと防犯にも役立っているのではないかと思います。

 これからも無理なく、多くの方の目を楽しませてくれるキレイな花壇づくりを継続していくことを期待しています。

 スイートアリッサムは、春の花、ペチュニアは初夏の花との認識がありましたが、温暖化で、お店に出回る時期が同じになるのですね。意外な組み合わせが素敵な風景になっていて、驚きました。高齢化が進むと毎年植替えるのは、大変かもしれません。小型耕運機が大活躍ですが、植替えなくても良い、芝桜のような多年草を増やすのも良いかもしれません。


優秀賞:小島町二丁目団地 小島町二丁目団地自治会(東京都江戸川区)

【講評】

 子どもたちと一緒に種まきをした「はるかちゃんのひまわり」が見事に咲いた写真がとても感動的です。震災を忘れない、防災意識向上という想いを込めたメッセージが花を通じて、多くの皆さんに届けられるのは、とても素晴らしいことです。また、毎年タネをとり、つないできたことも大きな意義があります。小さなタネに、まずは自助、そしていざという時の助け合いの共助の精神を、次世代につないでいく思想が息づく、地域のチカラを花壇活動から感じることができました。
 
 今後は、ひまわりを引き立てる花壇デザインにも挑戦してみるのも良いかもしれません。


殿堂入り大賞:アーベインルネス友泉 友泉団地自治会 友泉花クラブ(福岡県福岡市)

【講評】

 「殿堂入り部門」の最優秀賞受賞、おめでとうございます!

 満開のお花見の楽しそうな笑顔が審査員の心をギュッとつかみました。花壇を囲んで、人と人との交流の様子が伝わる写真を選ばれたことが今回の最優秀賞につながりました。一年草とチューリップの満開の花壇も素敵です。

 コミュニティガーデンの活動は、なんといっても「楽しい」ことが一番です。活動されている皆さんが楽しければ、その楽しさは、花壇を見る人にもきっと伝わることでしょう。そんな花壇が団地にあることは、景観だけでなく、地域の防災や防犯などの安心安全にもつながります。

 今後も楽しく交流することを第一に、素敵な活動を進めていくことを期待しています。


たくさんのご応募ありがとうございました!

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