更新日：2021年3月15日
団地概要
団地名：千葉ニュータウン清水口
管理戸数：470戸
管理開始：昭和54年3月
所在地：千葉県白井市
活動団体概要
団体名：花の和
構成人数：21名
活動年数：約7年
活動記録
作品紹介
来春用の種をまいた苗が育ち始めたので株分けをする。力仕事でないから今日は女性だけでの作業。ベランダで育てたい方は頂く。
秋晴れの下で年2回の植え替へ準備作業 “ここほれワンワン”春の球根も出て来ます。手をつき、膝をつき、腰を曲げて、行っている姿を見て作業に参加してくれる居住者が出て来てくれました。
朝6時の水やり当番、今年はコロナで、親子のジョギング、友達同士が多く、朝早くの散歩自転車と、立ち止り話しかけてくれます。この花壇は人との交流を作ってくれます。
苗の株分け、片付けも終り、三密にならない様に円形に座り“ちょっと一服のお茶”花壇にまつわる話、特に地域の人がよろこばれた話はします。健康の話、私達が元気でいないと花も元気に咲いてくれません。
春を待ちすくすく育つ20才前の花壇です。満開になると地域の人達、男性のカメラマンのモデル嬢に選ばれる花も数多く、そっと遠くから見て、娘が写されている様でうれしいです。
第1花壇の半分です。紫のサルビア、葉ケイトウ、松葉ボタン、ポーチラカ、クリーム色のジニア優しい花と色で一ヵ所をまとめました。10月25日、植え替えの時期ですが、まだまだ咲いてくれ、通る人々に「かわいい、かわいい」とほめてもらいました。
清水口地域の中央道路に面してURの中高層戸建が周辺に立ち並び、その団地の入口にある目立つ花壇です。人も車も待ち合わせに利用されています。横には広い階段があり、リハビリの場所として、階段の登り降りをしている人達のいこいの場としてよろこばれています。老婦夫が花壇を見て入居しましたと、話してくれました。
会員の方の庭を借り冬～春、夏～秋の苗床作り、さし替えの花、さし木に利用しています。葉ボタンは、他の人が庭で作ってくれています。キンセン花、葉ボタン、球根は地植え終りデージ、パンジーはもう少しここで育ててから地植えです。
コミュニティ活性化への取組みについて
デザインへのこだわり
- 花を通じての出会い、コミュニケーション、入居者達の協力、会釈から挨拶、ぬくもりのある団地をテーマにしている。
- こだわっているところは、暑さ寒さに強い花や花壇全体の配色を考えた花選び。春は小さな子供から大人まで親しみのあるチューリップやパンジーを植え、新しい花も取り入れる様に挑戦しています。また縮図で色ぬりをして試行錯誤します。
- 一輪挿しやブーケを作ったり、ご仏前の花に切ってもらっています。
活動継続のための取組み
- 参加人数増加のために、自治会広報誌や自治会行事等で手伝ってくれませんかと声をかけています。早速手伝ってくれる人が来てくれました。
- 活動継続への取組みとして、体の不自由な方も多くなりましたが、花が咲いた時は一緒によろこび合える事が大事かと、無理のない様に声をかけています。また、不定期ですが「花の和」通信でも活動を呼びかけています。
- 活動団体内の交流としては、咲いた花を飾り、新年会を実施しています。夏は夕食の時間に合わせ暑気払で集まり、野菜作りされている方から提供もあり、それを調理してテーブルの上は品数多いごちそうで楽しみます。
花壇を通じて生まれた人と人とのつながり
- 団地居住者との交流
花の力は大きく、「いつも有難うございます。ご苦労様」と声をかけて頂く事が多くなりました。バケツに切り花を入れて自由に持ち帰ってもらいます。 - 子どもたちとの交流
今年はコロナウイルスで交流は出来なく、でも花壇を通る時は“おはようさん”、“行ってらっしゃい”、“お帰り”小学生迄は返事が戻ってきます。小さなお子様は、絵本から出てくるように、ヨチヨチと寄って来てくれます。 - 地域に暮らす人との交流
切り花のお礼に絵手紙を頂いたり、居住者でない数人の男性カメラマンの姿もみかけます。「きれいですね」と声をかけてもらいます。
その他、アピール点等
- 四季折々楽しめる環境、生活の便もよく子育て高齢者にも大変住みやすい清水口団地です。「花の和」のメンバーにも団地が出来た時からの人も数名おられます。花壇で入居を決めた方も離れたくない団地であればうれしいです。
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