団地名:徳力
管理戸数:2,324戸
管理開始:昭和41年12月
所在地:福岡県北九州市小倉南区
団体名:徳力団地自治会園芸部
構成人数:21名(うち団地外1名)
活動年数:約6年
苗の植え替えの2週間前に、集会所玄関前のコンクリートのプランターの土を全部新しい土と入れ替えて寝かせるため、男性の力が必要です。この日は男性6名、お茶の準備担当も含めて、総勢26名が参加してがんばりました。
集会所の中庭の花壇は、苗の植え替え前(10日程前)に土をたがやし、石ころや根っこを取りのぞき、新しい土を足して寝かせます。ふるいもそろえて、土をならしました。
この年は台風で花がダメになったので、早目に片づけて土の手入れをしていた所に、団地内の幼稚園児が通りがかり、いつものように立ち止まってしばらく作業を見ながら話しかけるなど交流しました。
月に一度、集会所の外では「ふれあいバザー」。花壇も見てもらって、中では「ふれあい喫茶」(コーヒー50円)で交流。元大工の自治会員さんに作ってもらった、パーテーションで感染防止に努めました。
集会所中庭の花壇は、横に歩道があって、多くの人が花壇を見て行きます。プランターも利用して、高さに変化もつけて、楽しんでもらえるよう工夫しました。
見ている人が「まぁかわいい!」と言ってくれました。花壇の囲いが丸いのを生かして、丸く植えてみました。
今年の春、集会所玄関前をすこし華やかにしようと、ハイビスカスのつぼみのついた苗をプランターに植えました。とてもきれいでかわいい花が次つぎ開いて、通りがかりの人も近づいて見て行きました。
自治会員さんから種をもらって、集会所中庭のEラウンジ前にヒマワリを植えました。5本だけでしたが、コロナ禍で沈みがちな私たちを勇気づけるような、みごとな咲きっぷりでした。
- 団地でくらしている人や、通りがかりの人達に喜んでもらえる花壇を目指しています。
- 苗は市から支給されているものがほとんどなので選べないですが、集会所玄関前のプランターは奥に背の高いものを、手前は低くて色あいがよく、かわいい花を植えるようにしています。
中庭の花壇は、横の歩道から見た時、見ばえがするように植える場所を工夫しています。今年は夏のひまわりやハイビスカスの花を植えて、変化をつけてみました。
- 参加人数増加のために、自治会広報誌での呼びかけや、花の植替えの時は広く呼びかけ参加してもらえるように取り組んでいます。
- 活動継続への取組みとして、活動後にはお茶を飲みながら交流して、ゴミ袋などの景品を渡している。また、「ふれあい活動」の一環として、予算の中から年間わずかでも通信費を出すことにしている。広報紙で、写真つきで日頃の努力を紹介しています。
- 活動団体内の交流としては、茶話会や食事会を年に1,2度行っている。また、代表者や自治会事務局からの電話連絡を通じて、意見を聞くようにしています。
- 団地居住者との交流
花壇を見てくれている人がいると、必ずといっていいほど、自治会事務局や部員が声をかけ、花壇のことを話すようになった。 - 子どもたちとの交流
団地内の幼稚園や保育園が散歩の時には必ず花壇で立ち止まって、しばらく楽しんでいくようになり、自治会事務局や部員と交流するようになった。 - 地域に暮らす人との交流
花壇がきれいだから「植えて」と花の苗をくれる人もいるし、毎月一回行っているふれあいバザーの際も、花壇を楽しんでくれています。
- 今年は新型コロナで自粛生活を余儀なくせざるを得ませんでしたが、そんな時だからこそ、毎日の花壇の水やりや庭の草取りをしてくれる人はもちろん、花がらつみをしに来る部員さんたちがとてもうれしそうにしているのが印象的でした。やりがいと居場所があること、花壇づくりをやっててよかったと思いました。
2020年度共同花壇コンクール<審査結果>
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