団地名:西新小岩リバーハイツ
管理戸数:339戸
管理開始:昭和56年3月
所在地:東京都葛飾区
団体名:文化福祉部
構成人数:16名(うち団地外4名)
活動年数:約8年
受賞履歴:2016年 特別作品賞
2017年 最優秀作品賞
2018年 優秀作品賞
2019年 殿堂入り
まずはクワ、スコップ、シャベルによる整地作業。硬いところが残っているとの指摘には柔軟にチームワークよく対応します。
最後列チューリップ球根から始める定植作業。直線のライン上、そして等間隔に整列して各球根を植えるよう目線で確認して行きます。
『TOKYO2020』応援手作り看板を背にチューリップが見頃になりました。成長期にカラスに邪魔された為、防護ネットを設置、さらにCD板等の光反射にて対策を講じました。
たくさんの人達が立ち寄り、写真撮影。コロナ禍の中、人と人との交流が少なくなりましたが、花との交流は増え、元気づけられています。
デジタルを使用したデザイン会議。図面どおり行かない事もありますが、何事も勉強。MORE PROBLEM, MORE LEARN!
種から育てる作業には長期に渡る根気・忍耐が必要です。それだけに花が咲いた時の感動には深いものがあります。皆さんの協力に感謝です。
- 花壇の管理は週に7回程度、曜日ごとに担当者を決めて行っている。
夏場の水やりは朝夕2回。 - 植替えは年に約2回、6・12月。みんなで一緒に取り組んでいる。
- “花いっぱい!あなたも私もしあわせいっぱい!”をキャッチフレーズに1人でも参加出来るよう皆で取り組み、活動できない住民や近隣地域も含めて、コミュニティの繋がり広がることを目指しています。
- 苗を購入して育てる方法ではなく、「種」から育てることによって、長く苦楽を共にし、成長を楽しむことにこだわっています。レンガの組立にもこだわり、「TOKYO2020」オリパラリック開催決定後、花壇には五輪シンボルマークを作り、五色カラーの苗を育て、大会終了時まで応援していきます。組立後、レンガの地面から高さ凹凸にはレベル水平器、直線にはメジャー巻き尺等を使用し微調整。種の発注は花奔の発育を予測した花壇植栽間隔の概念を基本に、垂直方向の広がり、株張り花の特性を予め把握しておきます。季節感や色彩バランスも考慮。同じ場所に毎年同じ苗を植えない。花壇が歩道より一段と高いところに位置しており、前方フェンスには背の低い子供さんの目線にも配慮しています。
- プラスチック製ポット・セルトレイの再利用、ゴーヤのグリーンカーテンにチャレンジ。
- 参加人数増加のために、自治会広報誌や自治会行事等での呼びかけ、チラシやビラの配布を行っている。コロナ禍のため懇親会は現在休止中。
- 口コミでの呼びかけ、活動報告(自治会定例会、チラシ、ブログ、広報、葛飾区HPへの投稿等)、園芸情報の共有、活動写真の配布、花の多様性を楽しむ、常にポジティブに捉え、失敗も勉強。
住民への苗の配布、花への愛情(人への思いやり)を大切にする。皆で取り組む。
- 活動への影響
活動回数を減らした
人数を制限して活動している
イベント等の縮小または、延長・中止
団体内の会議の延期・中止(定例会・総会等)
団体内の活動意欲の低下
緊急事態宣言中は集会所使用禁止になり、集会所での全ての活動を中止せざるを得なくなり、活動への影響も甚大でした。 - 活動を維持・継続・再開するために実施した取り組み
感染症対策の実行(マスク着用、消毒、3密回避ほか)
感染症対策の方針やルールづくり
活動内容の見直し(新たな活動やアレンジしたイベントの実施等)
連絡網にメールを多用。熱中症対策にも配慮(日陰での作業、休憩時間の確保等)、
作業の効率化、時間短縮。2021年8月作業用に園芸用天然ゴム製グローブを支給。
お茶支給について、従来の大きな業務用サイズから一人用ペットボトル525mlに変更しました。) - 現在の状況と今後の活動見通しについて
新型コロナウイルス感染拡大により、夏祭りを含め多くの人が集まるイベントを全て中止。但し、人と人との繋がりを大切に花壇活動だけは残し、これからも続けていきたいと考えております。
2013年から始めた当団体の取り組みが、『東東京、花で彩る新しい街づくり』と題して、葛飾区の「花いっぱいのまちづくり」活動を特集した園芸雑誌「My GARDEN」夏号No.99に区民団体約130ある中で選ばれ、紹介していただきました。店頭発売後、大変大きな反響があり、関係者全員に同誌を配布し、喜びを共有致しました。
「共同花壇コンクール」には第1回から応募させていただき、たくさんの事を学び、取り組んでまいりました。これからも温かいご支援ご協力の程よろしくお願いします。
最後になりましたが、「コンクール」の益々のご発展を願っております。
“成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。”
Winston Churchill(ウィンストン・チャーチル)
2021年度共同花壇コンクール(審査結果)
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殿堂入り部門一覧
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