TALK MEMBER

  • JOB | 建築

    東京南住まいセンター
    住宅改修課

    梶野 将司

    育休期間:入社4年目に1ヵ月半
    お子さん:1歳(男の子)

  • JOB | 事務

    人事部
    人材開発課

    坂本 実穂

    産休・育休期間:入社5年目に1年3ヵ月
    お子さん:6歳(男の子)

  • JOB | 建築

    東日本業務センター
    設計課

    中谷 優花

    産休・育休期間:入社6年目に1年2ヵ月
    お子さん:1歳半(男の子)

  • JOB | 事務

    東日本業務センター
    業務課

    原 太知

    育休期間:入社4年目に2ヵ月間
    お子さん:6ヵ月(男の子)

産休・育休の取得前や取得中に不安はなかったですか?

梶野 将司

同じ住まいセンターの男性の先輩も育休を取得していたので、「取っていいのかなあ…」と不安に思うことはありませんでした。その先輩から育休の申請方法のことなど、いろいろアドバイスをもらえたのもありがたかったポイントです。職場を1ヵ月半離れることもあり、休んでいる間は仕事のことが少し気になっていました。

坂本 実穂

産休・育休を取得する際は、特に不安はありませんでした。ただ、復帰予定だった2020年4月は、ちょうどコロナ禍で緊急事態宣言が出された時期。自治体からの要請で、4月に子どもを保育園に入れることができなくなってしまったんです。会社に事情を説明し、快く対応してもらえたおかげで、育休を3ヵ月延期することができました。

中谷 優花

私は、産休に入る2ヵ月前に切迫早産と診断されて、翌日から突然出勤できなくなってしまいました。医師からは「常に横になって安静に」と指示され、急きょ自宅療養を余儀なくされることに。体も心も追いつかないまま休養に入ることになったため、仕事の引き継ぎを十分に行えなかったことが、不安というか心残りでした。

原 太知

当社には「男性が育休を取得するのは当たり前」というカルチャーが根づいているので、休みを取ることに抵抗はありませんでした。ちなみに、私も妻も実家が遠くて両親のサポートを受けられないので、子どもが生まれてすぐに2ヵ月間の休みを取得。他のメンバーとしっかり連携できていたので、不安はまったくなかったです。

産休・育休に対して、上司や同僚の理解はありましたか?

梶野 将司

異動時期を考慮して、育休取得については早めに上司や同僚に相談しました。すると、みんな口を揃えて「取ったほうがいいよ!」と背中を押してくれたんです。そのおかげで、安心して育休に入ることができました。

坂本 実穂

当社は、産休・育休にとても理解のある職場です。休みを取りやすい風土が根づいているのはもちろん、産休に入る前に体調を崩した際には、上司や先輩が「休んでいいよ」と気にかけてくれました。産休の直前も、「仕事のことより、体のことを第一に考えて」と体調を優先してくれる心遣いをいただいたので、安心して休みに入ることができました。

中谷 優花

切迫早産の影響で、仕事の引き継ぎが十分にできないまま産休に入りましたが、上司や同僚から「体が一番大事だから」と声をかけてもらい、とても救われました。復帰時には、1年2ヵ月のブランクがありましたが、丁寧に業務の引き継ぎをしてもらえたおかげで、安心して職場に戻ることができたと感じています。

原 太知

私が育休を取得しようと思っていた時期は、ちょうど年度をまたぐ慌ただしい時期と重なっており、上司や同僚に迷惑をかけるのではと少し気になっていました。そこで、取得時期について当時の課長に相談すると、「時期は気にせず、奥さんを最優先して」と後押ししてくれたのです。あの一言は、心の支えになりました。

産休・育休前と今とで仕事内容の変化はありましたか?

梶野 将司

東京南住まいセンターの住宅改修課に所属する私の主な仕事は、退去後の空き家やリニューアル住戸の工事の発注から完成までの工事監理です。そのほか、入居後のお客様対応も大切な仕事の一つ。育休期間が1ヵ月半と短かったこともあり、職場復帰後も仕事内容に大きな変化はなく、これまで通りの業務に取り組んでいます。

坂本 実穂

当社では非常に珍しいケースですが、私は職場復帰のタイミングで異動を経験。それまでと、仕事内容が大きく変わりました。現在は、新人研修や階層別研修などの企画・運営、社員が資格取得支援制度を利用する際の対応、障がい者雇用を担当。新天地で心機一転、新たなキャリアをスタートさせることになりました。

中谷 優花

東日本業務センターの設計課が手がけているのは、外壁の補修工事や屋根の防水工事をはじめとしたUR賃貸住宅の保全工事。私は設計段階から工事の完了まで、一連の工程にトータルで携わっています。ジョブチェンジは特になく、職場復帰後も同じ仕事を担当。それまでと変わらず、安定した環境で働くことができています。

原 太知

2ヵ月間の育休後は、そのまま元の東日本業務センター業務課に復帰したため、仕事内容に特に変化はありませんでした。東日本エリアの地方自治協や自治会への対応のほか、UR賃貸住宅の管理業務に関する入札手続きの取りまとめや、警察等協力団体との調整、各種会議の運営などを担当しています。

仕事と子育ての両立で苦労する点は何ですか?

梶野 将司

子どもを保育園に通わせていますが、風邪をひいて熱を出すことが少なくありません。そのようなときは、妻か私のどちらかが仕事を休んで看病にあたります。しかし、突発的なことが多いため、お互いの仕事のスケジュール調整が大変。熱がなかなか下がらず、1週間ほど保育園に通えなかったときは、特に苦労しました。

坂本 実穂

時間に制約がある中で、仕事を完結させなければならないのが大変です。ただ、デッドラインが明確に決まっているおかげで、子どもがいなかった頃と比べて集中力が高まり、ダラダラと働くことはなくなりました。毎日バタバタしていますが、効率よく業務を進められるようになったことは大きなメリットだと感じています。

中谷 優花

時短勤務なので、限られた時間内に業務をやりくりするのが一番の苦労です。しかも、社外の方とのやり取りは、当初の予定通りに進まないケースも多数。保育園のお迎えがあるため残業もできず、「時間内に仕事を終わらせなければいけない」というプレッシャーが、ときには少し重く感じることもあります。

原 太知

子どもが急に体調を崩したときは、仕事との調整に悩むこともあります。また、うちの子はまだ生後6ヵ月なので、夜中に何度も起きて面倒を見なければいけません。妻との約束で、最低週1日は私が夜の授乳やおむつ替えを担当。妻と比べれば大したことはありませんが、寝不足になってしまうことはツライです。

仕事と子育てを両立させる工夫を教えてください。

梶野 将司

子どもが生まれてからは、オンとオフのメリハリをつけるよう心がけています。その日の業務量や家庭の予定に合わせて、「残業して頑張ろう」「早く帰って子どもとの時間を楽しもう」など、自分の中で優先順位をつけることを意識。もちろん、オフの日は子どもと一緒に公園に遊びに行くなどしてリフレッシュしています。

坂本 実穂

日々のタスク管理をしっかり行うこと。仕事が終わる前に翌日にやることを整理し、出社後すぐに優先順位をつけて業務に取りかかれるようにしています。また、夫にも子育てを自分事として捉えてもらうことが大事。お互いが協力しないと生活が回らないと理解してもらえたことで、仕事と子育てを両立しやすくなりました。

中谷 優花

子どもの体調不良などで急に会社を休まなければならないこともあるため、仕事のスケジュールは余裕を持って組むようにしています。また、万が一のときでもスムーズに引き継ぎができるよう、共有フォルダ内を常に整理。進捗状況や資料の保管場所を明確にし、誰でも私の案件に対応できる体制を整えています。

原 太知

私が意識しているのは、子どもが起きる時間と寝る時間に合わせて生活サイクルを整えること。早く出社して早く帰ることで、子どもと一緒に過ごせる時間をしっかり確保できています。今日やるべき業務と、翌日以降でも対応できる業務をきちんと切り分けるのもポイント。そうすることで、無理のない働き方ができています。

仕事と子育ての両立をするうえで、URコミュニティの魅力は?

梶野 将司

完全週休2日制で年間休日が130日近くあり、有給の平均取得日数も13日と、抜群のワークライフバランスを実現できるところ。さらに、時間休も取得しやすいので、とても助かっています。前職はゼネコンの現場監督で、一人で現場を取りまとめることも多く、休みが取りづらかったため、当社に転職して大正解でした。

坂本 実穂

産休・育休をはじめとした各種制度が整っているだけでなく、仕事と子育ての両立を応援する風土が根づいているのが魅力です。私は現在、時短勤務をしているのですが、業務の一部を他のメンバーが引き受けてくれています。また、任された業務を就業時間内に完結できなかったときも、周囲がサポートしてくれる環境です。

中谷 優花

当社の魅力は、安心して仕事と子育てを両立できるところです。時短勤務中の私のために、上司が担当する工事の件数を調整してくれています。さらに、担当する工事のエリアも、自宅から比較的通いやすい場所ばかり。いろいろと配慮してくれているおかげで、子育てをしながらキャリアをしっかり積むことができています。

原 太知

当社は、制度や福利厚生を遠慮なく利用できる会社です。前職との違いに、「本当に使っていいんだ」と驚きました。育休を取得したことで妻にも喜ばれただけでなく、育児の大変さを実感できたのも大きなメリット。また、オンとオフのメリハリがつけやすい職場で、子どもとの時間を大切にしながら働けるのも魅力です。