団地名:高島平
管理戸数:8,287戸
管理開始:昭和47年1月
所在地:東京都板橋区
団体名:高島平二丁目団地自治会花の会
構成人数:13人
活動年数:約1.5年

草花の育成について工夫している(した)こと
- 3箇所の花壇は日差しや通風、雨水のかかり具合などから、多年草、一年草を組み合わせ四季を通じて楽しめるように植えている。
- 1年間の活動を通じて、3箇所とも少しずつ植栽のレイアウトをアレンジしている。保育園前の花壇は園舎が移転したこともあり、ローメンテナンスでも楽しめるような多年草を少しずつ増やしている。
- 駅と商店街に近い花壇ではスペースが大きく、また風も強く乾燥しやすいことから花の種類を絞りながらも植え方を工夫し遠くからでも見応えがあるようにした。
- 大きく育った多年草は、植える場所を分散したり、数を調整し、どの角度からも見やすく、育ちやすい環境づくりに配慮した。
参加者募集について工夫している(した)こと
- 2016年よりロゴを缶バッジ化し、活動の認知力アップに努めた。今年度は看板を作り、活動の際にはそれを掲示し、誰でも参加できることを知らせている。看板の効果もあって活動の様子を眺めたり、声をかけてくださる方も増えてきた。
- 今年度は花壇で収穫したラベンダーを使ったクラフトづくりや昨年度好評だったクリスマス飾りづくりも開催する。団地内だけでなく団地外にもPRを行なう予定。
住民同士の交流を図るために行っている(行った)こと
- 花壇で収穫したラベンダーを使用したクラフトを、高齢者のサロン参加者へ自治会有志でレースペーパーサシェをプレゼントし、大変喜ばれた。
- 3月には、交流と花壇活動のスキルアップを目的に他団体(2団体)への研修旅行を実施。他の活動の仲間づくりや花壇づくりのポイントなど活動の秘訣を伺った。
- 10月には団地祭に花の会が初出展し、花壇で収穫したラベンダーのクラフト体験ブースを設けて、団地住民との交流や活動のPRと参加者募集を行なう予定。
地域コミュニティの変化など
- 花壇は3箇所に分かれており、活動メンバーもそれぞれ違っていますが、別の花壇の様子も出かける際に花壇の前を通るルートを選んで、花壇の様子も見守ってくださる方が複数いる。花壇付近のベンチでは買い物ついでに花壇を眺めつつ休憩する方や散歩ルート内のため花壇の前で休憩されている方も居て、顔見知りの関係が出来ている。
- 手入れをしていると声をかけてくれる人も多い。
- 2016年度で本共同花壇をフィールドにした東京大学と筑波大学による研究は終了したが、引き続き先生や学生の皆さんが可能な限りお手伝いに来てくれる。
- 保育園の植替えでは、園児たちから花の会のメンバーに「力仕事は大変だから、手伝ってあげるよ」と声をかけられることもあり、小さいお子さんとの交流を楽しんでいる。
- 2017年度で専門家派遣もひと区切りとなるため、四季を通じたお手入れ方法や苗の植え方、選び方など、メモや写真による記録をとり、円滑に活動できるように準備している。また、団地自治会の負担を軽減しながら、花壇活動の継続をはかるため、東京都公園協会の花壇・庭づくりの助成申請もした。
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作品一覧
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