団地名:保見
管理戸数:979戸
管理開始:昭和50年3月
所在地:愛知県豊田市
団体名:保見ヶ丘六区老人会つくも会
構成人数:9人
活動年数:約5年
「花のあるまちづくり」新設花壇。3月、10月に植替えをしています。
ポットに挿された菊穂を花壇に定植。応募してきた女性部員が活躍。
応募者6人と園芸部員で菊芽をポットに挿す様子。
春の花壇。

6月27日実施の菊芽大会。
- 花苗の定植時は、どんな土でも植物が育つと思っている人が多いので、土作りが大切な事を説明して、定植1~2週間前に耕作をする。
- 土は再利用する為ゴミ・根を取除き日光消毒をして腐葉土と混ぜ保存をしている。
- 水やり当番を決め、月水金に水やりや除草花がらつみなどの作業を実施している。水やりの必要がない時には主任が週に1~2見回りをし、作業に人数が必要なときには仲間に声をかけている。
- 草花は好きだが土いじりは苦手にする人が多い傾向と思われる。
- 老人会の集まりなどで口頭やチラシなどで募集をしたが効果がなかった。そこで、自治区(町内会)役員会に協力を求め、区内地域居住者にも広く会員募集に踏みこむことにした。
- 回覧板(隣組)と機関紙(区民だより)で「菊芽挿し」大会への子どもを含む参加を呼びかけた。
- 大会後に(区民だより)に当日の作業の様子を写真で紹介する記事の掲載をした。
- 共同花壇は6区自治区集会所裏側にあって、立地条件として恵まれていない。
- 5年前から老人会会員の絆づくりの一環として園芸部が立ち上げられたが、高齢者が多かった事や、地味な作業に部員数の減少がみられ、整備に思うような人数を集めるのに苦労してきた。
- 2016年から自治会に積極的な協力を要請し、「菊芽大会」の開催を提案した。また自治区の大イベントである「草餅大会」で花壇を見ながら食事してもらい、花壇は「憩いの場所」だと認識していただけるよう準備してきた。
- 今後は楽しい花壇づくりに(1)季節の花の種から花苗をつくり区民へ提供する。(2)キッチンハーブなどハーブ類を育てて、誰でも自由に利用できる。など親しんでもらえる花壇づくりをしてゆきたい。
- これまで共同花壇の維持管理には老人会会員以外はほとんど関係してこなかったため部員減少により4名程度で活動を行わなければならなかった。今般、自治会区の全面的協力によって50歳代の人など数名の参加を得られた。
- 菊芽大会での菊芽育成体験をした参加者のうちから菊芽が開花したときに「花の鑑賞会」などイベントを心待ちにしているとの意見が寄せられた。
- 花壇のイベント事業を広げ、草花の種と育苗を希望者に進呈するなど区民のベランダ緑化への理解推進ができるよう活動していく。
- 共同花壇は長く雑草の茂るに任せる状態だった。居住者の変化などによりゴミ捨て場の如くなっていた。
- 老人会会員の健康づくり・親睦などが図られるとして9人の園芸部員で、活動を開始した。
- 9.9平方メートルの花壇を専門業者の力は借りずに造成し、季節に適する草花を定植し緑化活動の推進に取り組んできた。
- 活動のねらいは土を十分利用できない共同住宅居住者にも草花の栽培体験者を増やし、それによりベランダを活用したベランダガーデン普及を目指したいと考えている。
- 活動を始めて間もない事もあるが、人、物、資金が不足がちであったので、潤いと安らぎのある美しいまちづくりを目的とする豊田市の「花あるまちづくり事業」の支援を受けている。
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作品一覧
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